キリマンジャロD


7日目 3月5日(日)曇、雨、雪
ホロンボハット9:30→15:30キボハット(4703m)山小屋泊 行程6時間

 曇り空の朝を迎え出発する時は雨になっていた。皆雨具を着用でキボハットまで行く。コースは殆ど緩やかな砂漠の中を歩く。小屋は石造りで中に入ると冷え冷えし窓には鉄格子が嵌めてあり、まるで監獄(入った事は無いが)みたいな雰囲気、そういえば此方の国の家々はどういう訳か窓に鉄格子が入っていた。明日に備えは早めの夕食を済ませ、18時30分〜22時まで仮眠する。


8日目 3月6日(月)吹雪、曇り
キボハット23:00→8:10ギルマンポイント(5682m)8:30→11:00キボ14:30→17:00ホロンボハット(3710m)山小屋泊    行程14時間

 22時起床愈々アタックの日を迎える。今日は最初からガイドさんにリュックを持って貰うことにしました。小屋を出た時から雪が降って、少し歩いた所から吹雪に変わり帽子、服、手袋の雪を払いながら山行開始。皆防寒対策バッチリでしたので寒さは無かったのですが5300mを越えた頃から眠気が襲ってきて、今まで経験した事の無いフワッとした気分で寝ながら歩いていたようです。ガイドさんに手を引かれ皆に寝ないように声をかけられ最後の岩場を登ると其処はギルマンズポイント(5681m)でした。先にY姉妹とalpsさんが到着していて私を迎えてくれた。残念ながら私はウルフまで登れる体力は無くalpsさんも一緒に降りてくれることになり、山田さんY姉妹はガイドさんと一緒にウルフに進んだ。未だ眠気はあるが岩場の間を慎重に下る。岩場を過ぎると富士山の砂走り状態の所をすべりながら一気?に下る。然し雪が有ったり土がむき出しになっていたり非常に歩きにくかったけれど休みながらも登りは9時間かかったのに2時間30分でキボハットまで帰って来られました。着いた時には私なりに満足感で一杯でした。石造りの小屋で暖房も無く寒く、同じ部屋に居たイラン人の女性も寒さで震えていたのでホカロンの持ち合わせが、有ったのでお腹と背中に貼ってあげたら震えも止まり、大変喜んで貰い日・イ親善を果たし良かった~と思いました。御礼を丁寧に言われ先に仕度をし、小屋を引き払いました。私達もウルフから帰るパーティを2時30分迄待っていたが、一足先にホロンボに行くとメッセージを残しキボハットを後にしました。

写真:
左)此れから登頂するキリマンジャロを背景に
中)キボ・ハットに着いたメンバー
右)ギルマン・ポイント(5682m)





                                                       NET山岳会”HALU”

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