９／１０：チャイニーズＢＣから７等のヤクと一緒に氷河のほとりをＡＢＣに向け出発。歩いているところは岩石や土砂の上だが１０ｃｍも土を掘ると氷がでてくる。実際には氷河の上を歩いていることになる。途中５４００ｍで一泊して２日掛けてチョーオユーの麓のＡＢＣ（５７００ｍ）に到着した。ここが実際の登山活動のベースキャンプとなる。ここも氷河の岸辺？だがやっぱりすぐ下は氷。既に１００張りを超えるテントで埋まっていた。隣の隊も寄せ集めだがその中にチョーオユーが終わったらシシャパンマに行くという人がいた。片言の英語で話しかけると４３歳でエベレストを２回登っていて、チョーオユーも今回２回目の登頂を目指していると言っていた。そしてシシャパンマに登頂できれば１４座ある８０００ｍ峰のうち１２番目の登頂だとも言っていた。それにしても凄い人がいるものだ。（この人とはシシャパンマのＡＢＣでも隣同士になり、私と同じ日にシシャパンマも登頂した）。どうして２回もエベレストやチョーオユーに登るのか聞きたかったが私の英語力では到底無理！なので諦めてしまい未だに謎だ。（多分プロに違いないと思う。スポンサー（会社）がついて頂上（サミット）で写真を撮る人がかなりたくさんいた）またこの隊には以前町田に住んでいて奥さんは日本人だというニュージーランド人がいて日本語が堪能、日本語が懐かしくなったらこの人（マイケルさん）のところに遊びに行った。また、この隊のチベット人が安全祈願の祭礼を行ったときは招待され、ちゃっかり安全のお裾分けをもらってしまった。記：ucon
　写真左：shineseＢＣからＡＢＣへの氷河の辺（上が正解）の道
　写真中：氷河とＡＢＣの私のテント。
　写真右：安全祈願祭りをする隣の隊。