ヒマラヤ山行記録F”チャイニーズBC”

9/8:ティンリで2泊してから直線で50km離れたチョーオユーのBCまでランクルで移動。真っ直ぐな未舗装の道を80km/hで飛ばして約1時間で到着。チョーオユーの氷河から流れる川の河原に沢山のテントがあった。ここはチャイニーズベースキャンプ(5950m)と呼ばれ、ここまで車で入れる。ここからはヤクの背中に物資を積み替えてABC(5700m)(アドバンスドベースキャンプ:前進BC(登山する場合の実際のBC))に運ぶ基地である。名前の由来は、ここに華人のリエゾンオフィサーがいて登山隊の動向を把握管理し、ABCまでのヤクの手配やここまでや下山してきた場合の車の手配をしている・・・からかなと思う。私達はここに3泊して高度順応した。全景写真のチョーオユーの手前の丘は標高約6000mで、私は一人で登ってみた。6000mでも特に高山病の症状は現れない。翌日は同行者4名の外人達も登ったがいつしかこの丘を彼らはジョージピークと呼んでいた。私の名前がショージで彼らより1日先に上ったので訛ってはいるが便宜上この丘に私の名前をつけてくれたのだ。その内ガイドやスタッフもそう呼ぶようになり、チベットに私の名前をつけた6000の山が出現し大感激。4日目にヤク7頭に私の隊の荷物を積んでABCに向けて出発。ヤクには60kg/1頭積みます。運賃は$50/1頭でした。(もちろん旅行費用に含まれている。)日数はABC往復と放牧地への行きかえりなどで5日かかります。だから$10/1頭・1日の計算ですね。また一回使役すると1週間以上放牧するそうなので考えて見ると安いですね。それに4頭に1人のチベタンがヤクドライバー(牛使い)として付きますので人件費も計算すると凄く安いといえます。   記:ucon
 写真左:チャイニーズベースキャンプの全景。背景にある雪山はチョーオユー。その手前の丘はジョージピーク(6000m)
写真中:ここからABCまではヤクで二日間掛けて物資を運ぶ。
 写真左:私のキャンプ(黄色が私専用、青い小さいテントがガイドとコック用、キッチンボーイはキッチンテントで寝る。それに私専用の食堂テント(ダイニング)があり、トイレテントが少し離れて設営されている。全部で重量は450kgになった(トラック1台分、ヤク7頭分)
               

               























                                                       NET山岳会”HALU”

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