ヒマラヤ山行記録D”高度順応”

9/4:ザンムーを朝出発して2時間でチベットの入口の町、ニレムに着いた。標高は3800m、富士山を越えてしまった。ガイドがここで2泊するから明日はハイキングしようという。こんな小さな町で2泊してもと思ったが仕方ない。その日は同行者達(南ア、オーストラリア、フィリピン、ドイツ、ジャパン)5人で近くの丘にハイキングしてまた安宿の一室に押し込まれた。
9/5:他の4人と別れガイドのパサンと近くの禿山にハイキング。二人で途中の岩峰でクライミングなどしながら4.5時間で頂上。GPSで高度を測ったら5040m、エッ!富士山でも頂上近くになるとスピードが極端に落ちるのに富士山の頂上から更に上に1200m以上登って4.5時間、我ながら満足満足の成績だ。気分をよくしてたらガイドがGPSを褒める。これがあると霧の中でも道に迷わないからとしきりに使い方を聞いてくる。GPSマニアの私は更に気分良くなって「日本に帰ったらGPSをプレゼントするよ」と言ってしまった。1万円位でと思っていたら、「高度計に磁石も付いてる」と大喜び。それは高級機で3万円もするんだぞ!と心の中で思ったが後の祭り。結局、帰国してから泣く泣く新品を買ってネパールに送った。でもこのハイキングが翌日絶大な効果を発揮した。記:ucon
 写真左:チベットの入口 ニレムの町
 写真中:それぞれ国が違う同行者達。南アのマイクが53、ドイツのディックが37、オーストラリアのペーターが36、フィリピンのロメオが36歳だった。
 写真右:5040mの丘の頂上でガイドのパサンと。このときくちがすべって3万円の出費に繋がる。

               























                                                       NET山岳会”HALU”

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