雪の丹沢山


日 時: 2006年1月24日
参加者: ucon、s-alps、judge
天 気: はれ
コース: 塩水橋7:25〜本間ノ頭南東尾根〜10:00稜線〜三峰〜
     12:35丹沢山13:15〜天王寺尾根〜堂平〜15:30塩水橋

 本間ノ頭南東尾根の登り口につけられたトレースを見て安易にこのルートに踏み込んでしまった。最初から急登の連続である。トレースは歩き始めて10分ほどで消え、あとは時々現れる動物のトレースを利用して高みを目指した。目指す丹沢山が時々樹間に見えるものの、見晴らしのない尾根である。1時間半ほどでブナ帯になり、尾根も緩くなる。そして視界もよくなり、大山三峰を見て今いる高さを知る。そのうち東京や横浜のビル群も見えるようになった。ここから1時間でやっと三峰の縦走路に合流する。ここにもトレースはなかった。

 縦走路に出ても、丹沢山にはまだまだ遠い。風が強くなり寒い。所々に雪の吹き溜まりがあるが、さほどの支障にはならない。右手には蛭ヶ岳が白い姿でそびえている。いくつかの小ピークを越えねばならず、時間が気になり始めた。しかし山は歩き続ければいつかは山頂に着くものである。登山口から5時間強、風がおさまった丹沢山頂に着いた。山頂には登山者が休んでおり、この姿に長かったけど静かなルートを辿ってきた喜びを実感した。

 下降は天王寺尾根にとった。ブナ林の中を下る道は何回歩いても気持ちのよい場所だ。正面に大山、その後に三浦半島、その向こうには房総半島が浮かんでいる。天王寺尾根を忠実に下るよりは少し楽だろうと考えて堂平に下った。林道からは遠くに弁天杉の姿を見て、いつかは近くで見たいとの想いをいだきながら車を置いた塩水橋に向かって、凍った林道を急いだ。

写真左:気持ちのよいブナ林を登高する
写真中:登ってきた尾根を遠望する
写真右:大山を正面に見ての下山
(judge記)




     コメント一覧
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連日お元気ですねぇ
元気な時に、お逢いしたかった!!
今の私は、家事が精一杯、来月からは、小田急でのお出かけが出来るかしら、と思っています。
それも、伊勢原までは、車で送ってもらってです。情けない・・・
家事が出来る幸せを感じたのがこの間のようにも思えるのに、欲には限りが無いです。
uconさんの登山紀行文で我慢しましょう。
享子  (2006/01/24 20:52:20) 





                                                       NET山岳会”HALU”

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