湯河原 幕山 悟空スラブ



日時  :05年11月27日
場所  :湯河原 幕山 悟空スラブ
参加者 :S・alps、HIME、take、sako、ucon、kana、Yさん

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2回目の幕山・悟空スラブ。午前中はクライミングシューズで登り、午後は雪山対策、12本爪のアイゼンを付けて登る。アイゼンの爪が堅い岩と接触し「ガチッガチッ!」というイヤな金属音が響く。見ているだけで恐ろしげな光景だ。
 悟空スラブは幕山で一番高い場所に位置する岩場だけあって、てっぺんまで登ると見晴らしは素晴らしくいい。眼下の湯河原の町並みから真鶴半島、遠い水平線まで見渡せる。
 ポカポカ陽気にほだされる中、ふと気付くと、終了点の太い木に接続しておいた自分のセルフビレイが空しく外れている(驚)。もし空セルフをあてに荷重していたら…と考えるとゾッとする。再度接続するが、数分後にはまたまた外されていた(恐)。他人のセルフに自分のセルフを接続した自分のミスだが、「自分のセルフは自分で死守しなければならない。」という教訓を強く心に刻んだ次第だった(記:take)。

 抜けるような空の青さと紅葉。最高のクライミング日和だ。駐車場で待ち合わせして幕岩の最上部の悟空スラブに向かう。下の岩場はフリークライマーですでに賑わっていたが悟空スラブにはだれもいなかった。早速準備をして取り付く。はじめはクライミングシューズを履いての登攀。7人で3つのパーティーに分けてそれぞれ登ってゆく。自分はsakoさんと組んで基本的なザイルワークを確実に素早くすることに気をつけながら3ピッチを登った。
最上部まで上がると紅葉の木々の向こうには真鶴半島も一望でとても気持ちいい。クライミング初挑戦のhimeさんは途中でビレイをとり日向ぼっこ。Yさんも日向ぼっこしながら本を読んでいる。岩場ではいつもガツガツ登るだけだがこんな風に時間を過ごすのもいいなあと思った。
一旦懸垂で取り付きまで下降し昼食をとって今度は冬靴&アイゼン、グローブ着用で登攀。アイゼンをつけても前爪を引っ掛けて簡単に登れるだろうと思っていたが、意外に難しくさっき簡単に登ったはずの岩のグレードがひどく難しく感じる。しかしs,alpsさんは「アイゼン履いてるほうが楽!」といいながらガシガシ豪快に登ってゆく。スゴイ。自分は苦戦しながら登った。最上部から順番に懸垂で降りる最中、takeさんのセルフビレイがいつのまにやら外れてしまったハプニングが発生!大人数での登攀時は懸垂支点付近にいくつものロープやシュリンゲ、カラビナが交錯し誤操作が発生しやすくなるので気をつけねば。
下に戻るとすでに3時。今日も色々な経験が出来てとても有意義な一日だった。記:kana

























                                                       NET山岳会”HALU”

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