天狗尾根

日時  :平成17年11月12日(土)〜13日(日)
メンバー:sako 他3名

コース:
12日)美しの森駐車場7:30→出会小屋10:00→10:15赤岳沢出会10:25→第一岩峰11:20→大天狗15:15→小天狗16:25→縦走路→18:25キレット小屋(幕営)

13日)キレット小屋7:40→9:15権現岳9:25→10:15青年小屋10:25→11:15西岳11:30→不動清水→13:30富士見ゴルフ場13:45⇒14:05小淵沢駅

記録:
 前日の夜はメンバーの友達の家に泊まり、美しの森駐車場まで送ってもらう、唐松の紅葉が見事だ。駐車場の横の林道を歩いてゲートをくぐり、しばらく歩いて左に赤いテープの所から河原に降りる。後から考えるとこのまま林道をいってもよかったかな?河原沿いに歩いていくと、堰堤が何度か現れるが左右どちらかに必ず踏み後があり難なく越えられる。出会小屋から10分ほどで二俣があり、赤岳沢のほうに向かう、まもなく左に、赤いテープ。ここから稜線に取り付く。稜線に取り付く場所は、三箇所ほどあるようだか、一番最初の取り付きに私達は、取り付いた。
2千メートル過ぎたあたりから、昨夜降った雪なのか落ち葉の上に白く積もっている。岩場を過ぎたところに、良い幕営地があるが今日は、先へと進む。まもなく、目の前に大きな岩峰が現れる。身が引き締まると同時になんだか、わくわくしてくる。ブルージックで、登っていく。少しづつ雪の量も増えてきた。大天狗は右、小天狗は左側と頭の中で確認しながら登っていくが、小天狗だと思って、左に廻ったが、なんだか登れそうにない。でもここに捨て綱が捨ててあるし、曲がったハーケンもある。リーダーが「ハングしているが登ってみるよ」といったが、「無理は止めようよ。何だが下のほうに回り道があったよ。」ということでクライムダウン降りることにしたが、もう時間は、3時半近い。降りて幕営地をさがそうか?このまま、稜線をめざそうか迷った末、雪のキレットを越えたメンバーなのでこのまま、稜線を目指すことにする。這い松の間の踏み後を登り4時半無事に小天狗を抜けることができた。前に鎖が見える縦走路だ。ヘッドランプを着け再び歩き始める。月明かりが足元を照らしてくれるが、気温が段々と下がってくる。岩に氷が着きキラリと光っている。足元さえ確認したら、大丈夫だと自分に言い聞かせ一歩一歩キレット小屋を、目指して降りていく。岩稜帯を過ぎたらみんなの足が速いこと。テントを張れそうな場所まで来て、顔を上げると、空には月と星が見え、下には清里の街の灯りがキラキラ輝いている。おもわず「ワー」歓声を上げる。ここにテントを張ろうか迷ったが、風が強し、キレット小屋まで、降りることにした。
あくる日、テント場から朝日の中で天狗尾根がよく見え、キレットの稜線を良く降りたものだと思った。今日は予定通り、権現を越え西岳を、廻って帰る。西岳では、赤岳ほか八ヶ岳南部の山々眺め、昨日歩いた稜線を何度も確認する。久しぶりに、手ごたえのある充実した山行だった。 記:sako

写真左:天狗尾根(稜線でとんがりの一番大きいのが大天狗)
写真中:第一岩峰
写真右:美しの森駐車場の紅葉


























                                                       NET山岳会”HALU”

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