広沢寺弁天岩
11月3日(木):広沢寺弁天岩
メンバー:ucon、kana、武見、mikko、sako、s
久しぶりのクライミングだ。ホントに数ヶ月ぶりだ。近時まったく山に気が向いていない状態だったが、岩場が家から近いということもあり、参加させてもらうことにした。部屋のインテリアと化していたクライミング用品をザックに詰め込む。
岩場に着くと、さっそく忘れ物に気付く。ルベルソ(PETZL)を忘れてきた。ルベルソはその単体でトップのビレイ、セカンドのビレイ、下降器として複数の機能を併せ持つ優れたデバイスだ。軽量化・単純化のため複数のデバイスを持つのを避け、たった一つしか持っていない“自分の獲物”を忘れてきた。クライミングが何たるのかをスッポリ忘れてしまっているようだった。登る前にメンバー全員でロープの結び方等の確認作業をするが、ロープの結び方だけは忘れていなかった。
アプローチシューズを貸してもらい、右のやや簡単なルートから登り始める。1ピッチで登れるルートだが、練習のためルートを分割し、トップとセカンドを交代させてマルチピッチ形式で登る。クライミングに関しては、クライミングの「ク」の字をかじった程度の経験。登ること自体は簡単だが、初めてのマルチピッチ形式。ロープワークは複雑怪奇。以前クライミングをやった時から間もあき、次に何をするべきか頭の中で整理できずに混乱する。頭の上に?マークが10個くらい並ぶ。今日は祭日、狭いゲレンデに大勢のクライマーが集い、ゲレンデは大混雑。降りてきてから「他のクライマーのロープが交錯して大変だったね。」と言われたが、それ以前に目の前の自分のロープが絡まっているのだ。自分のロープだけで精一杯で、他のことなんかはちっとも気にもならなかった。
午後は中央の、急だがクラックの入ったルートを同じくマルチピッチ形式で登る。途中、アプローチシューズのグリップ力ではちょっと怖いような状況になった。今にも滑り出しそうで、一瞬頭の中を「落ちてもいいかな…?」、と弱気な考えがよぎる。よく見ればホールドがあり、取り越し苦労だった。他のメンバーは「まだまだ余裕」、という感じであり、感心する。降りると、「結構へっぴり腰だったよ。」とウレシイ報告を受ける(怒)。
最後は中央の左、急でホールドの細かいルートをトップロープ形式で登る。今度は本物のクライミングシューズを借りる。今日登ったルートの中で一番難しいルートだが、クライミングシューズのグリップ力をもってすれば先ほどのようなイヤ〜な汗をかかずに楽に楽し〜く登れた。なぁ〜んだ、シューズの差だな…ふふふ(笑)。
久しぶりのクライミングは楽しかった。シューズとロープを購入して一人でもちょくちょく来ようかな。(記:武見)
コメント一覧
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昭和のうさぎさんへ
投稿ありがとうございました。岩登り楽しいですよ。初心者の方でもでも楽しめますので、よかったら一緒に遊んで見ませんか。
mikko (2005/11/07 23:58:40)
行ったことあります
1年ほど前の夏私達のハイキングクラブ なでしこ で行きました若い女性も混じってグループで練習しているのを見て羨ましくも眩しく見上げていました、
昭和のうさぎ (2005/11/05 22:40:30)
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